スタートアップ起業家とi-ROADがコラボレーション

イベント

OPEN ROAD PROJECTと「Forbes JAPAN」がコラボレーションイベントを開催しました。
スタートアップとトヨタが共に語り合い、移動の未来を新たに描き出す特別なサミット。会場の熱気をイベントレポートとともにお届けします。
OPEN ROAD PROJECTと「Forbes JAPAN」がコラボレーションイベントを開催しました。スタートアップとトヨタが共に語り合い、移動の未来を新たに描き出す特別なサミット。会場の熱気をイベントレポートとともにお届けします。

 

最先端のイノベーションを体感

最先端のイノベーションを体感

7月、都内にて世界的な経済誌の日本版、「Forbes JAPAN」の独自企画として、FORBES INNOVATION SUMMIT CONCEPT「TOYOTA OPEN ROAD PROJECT+Next Generation Entrepreneurs」が開催された。このプロジェクトは、TOYOTAの次世代モビリティ「i-ROAD」をテーマとして、未来の都市交通の在り方や社会のビジョンを、スタートアップの起業家とともに構想するもの。最先端のオープンイノベーションが生まれる瞬間に立ち会えるとあってか、イベントは開場と同時にほぼ満席に。都市の未来を垣間見たい人々の熱気で包まれていた。

プレゼンテーションに先立ち、Forbes JAPANの高野真編集長は、「Forbes JAPANは“雑誌”を超えて、情報と人とをつなぐプラットフォーマーになりたい。今日はまさにその目的を叶える場である」と企画への想いを語った。

img_flow_forbes_01会場にはi-ROADも登場。ビビッドな色はやはり目を引く。

img_flow_forbes_02ブリッジプラットフォームの重要性について熱弁をふるうForbes JAPANの高野編集長。

 

 

決算、警備、電力と
サービスの切り口はさまざま

決算、警備、電力とサービスの切り口はさまざま

この日、集まったスタートアップ企業は10社。各企業が6分間を持ち時間とし、プレゼンテーションおよびディスカッションを通じて、i-ROADとともに実現する未来の社会を提示した。各社、自社の強みを活かしたサービスが提示され、その切り口は「決済」「警備」「アドテク」「スマートロック」「地図」「パーソナルアシスタンス」「電力」「ポイント」と多岐にわたった。

なお今回の企画は、高野編集長やTOYOTA未来プロジェクト室の鈴木雅穂室長ら3名が審査員となり、スタートアップ企業10社から3つの賞を選出。ベストソーシャルイノベーター賞には、独自衛星群による地表データからi-ROAD用の狭小スペースを検索するシステムを提案した株式会社アクセルスペースが、ベストビジネスイノベーター賞には、世界初の生体認決済サービス「Liquid Pay」を使い、カーシェアリングにおける決済サービスを提案した株式会社Liquidが、ベストテックイノベーター賞には、曲がって貼れる回路、プリンテッド・エレクトロニクスを活用し、i-ROAD用のヒーターを提案したAgIC株式会社がそれぞれ受賞した。

img_flow_forbes_03自社サービスを取り上げたTVCMを紹介するAgIC株式会社取締役の杉本雅明氏。

img_flow_forbes_04審査員3名と受賞した3社による記念撮影も行われた。

 

 

評価基準は
ユニークさ、ポテンシャル、技術力

評価基準はユニークさ、ポテンシャル、技術力

授賞式の終了後、審査員を務めた高野編集長、鈴木室長、ドレイバーネクサスベンチャーパートナーズの倉林陽氏が登壇し、対談という形で総評を行った。高野編集長は「どの提案も素晴らしく本当に迷った。最終的に、i-ROADのコラボとの実現性をベースに、ユニークさ、ポテンシャル、技術力の3つを評価の基準とした」と、審査の難航ぶりをうかがわせた。また鈴木室長は「ここへ来る前は、おもしろそうだと感じると同時に、じつは本当にi-ROADの文脈とつながるのかなという不安もありました。しかし今日のプレゼンテーションでは、さまざまな新しい切り口やビジョンを教えていただき、ワクワクドキドするとてもいい時間を過ごさせていただきました」と話し、イベントを締めくくった。

この日芽生えたアイデアが、今後どのように成長し、どれだけの花を咲かせるのか。実現までの道筋にこれからも注目したい。

img_flow_forbes_05ワクワクドキドキしたと話す未来プロジェクト室の鈴木室長。

 

TEXT BY Ryoko Sugimoto (contributor)

ISSUED : 9 September 2016