「i-ROADツーリング」レポート(第1期試乗パイロット編)

試乗パイロット

約1カ月間にわたって、“i-ROADのある生活”を体験してきた試乗パイロットたち。
それぞれのスタイルで繰り広げられた “都市での移動体験” のフィナーレを飾る、ある試みが行われた。
第1期i-ROAD試乗パイロット有志たちによる、ツーリング企画。
ひとときのツーリング体験を通して、彼らは何を発見し、どんなコミュニケーションを果たしたのだろうか。

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「ひとつ提案なのですが、モニター期間もあと2週間。返却前に、一度全台で揃うというのは、どうでしょうか?」 きっかけは、第1期試乗パイロットの一人から寄せられた、こんな率直な一言だった。

「ぜひやりましょう!」 続々と寄せられた好反応の声。それまでは個別に “i-ROADのある生活” を楽しんでいた試乗パイロットたちが一堂に会し、初のツーリング企画が開催される運びとなった。

開催日は、試乗期間が最終日を迎える2015年8月1日。集合場所に指定された外苑前のカフェには、第1期の全8名のうち、日程を揃えることのできた5人のパイロットたちが姿を見せた。

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午前8時半。朝の日射しが輝く中、1列に並んだ色鮮やかな5台のi-ROADが、次々にカフェをスタートしていく。

まずは明治神宮外苑を1周。まばゆいばかりの夏の木漏れ日にきらめく並木道を抜け、次に赤坂御用地を周回するルートへ。夏を謳歌する蝉たちの鳴き声をBGMに、都市の中の自然が風とともに感じられる。

続いては、東京の大動脈の一つ、国道246号を抜けて表参道へ。打って変わって都会的な風景の中を疾駆するカラフルなi-ROADの姿が、通行人たちから注目の的になるという一幕も。

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原宿を通り、代々木公園の傍らに佇むカフェ前へ。

ずらりと並んだ愛車の勇姿を眺めながら、今日の “走り” の振り返りと情報交換が行われ、和気あいあいとした雰囲気の中、第1期試乗パイロットたちによるツーリングは幕を閉じた。

「先頭を走っていて信号待ちの間、曲がったところで止まった車列を振り返って見るのが楽しかった」
「クルマでのドライブよりも、お互いにもっと近い感覚で走っている気がした」
終了後、参加者たちはそんな感想を口々に漏らした。

このツーリングを通して、1人では決して味わうことのなかった “コミュニケーションツールとしてのi-ROAD” という新たな可能性を発見したようだ。

このツーリングをもって、第1期試乗期間は終了。

「さみしい、という感覚がある。乗ってみてわかった課題もあるけれど、逆に愛着が湧いた」
「せっかく馴染んできたところで、乗り方のコツや駐車の仕方など、 いろんな人と話して開拓してきた経験の知識がもう要らなくなってしまうのが、とてももったいない」
「我々の声を反映して、成長したi-ROADにぜひまた乗ってみたい」
「i-ROADが1年後にどうなっているのか。楽しみでもあります」
など、別れを惜しむ声が多く聞かれた。

約1カ月の試乗期間を経て、i-ROADはもはや単なる移動手段を超え、彼らの身体の一部のような存在に近付きつつあったのかもしれない。

試乗パイロット、引き続き募集中

なお、試乗パイロットは2016年夏にかけての1年の間に、合計8期を募集。
引き続き、本Webサイト「試乗パイロットについて」から応募可能だ。 トヨタというメーカーと、生活者であるユーザー、双方の知見を融合させ、新たな集合知を描き出す試み。一人ひとりの体験から始まるイノベーションに、ぜひご参加を!

 

TEXT BY Keisuke Kagiwada (contributor)
PHOTOGRAPHS BY Yuta Nishida

ISSUED : 22 August 2015