試乗パイロット インプレッショントーク02

試乗パイロット

都市の移動は、これまでよりもずっと自由になるはずだーー。
i-ROADに乗って街を駆け抜け、クルマとは違う駐車・充電を体験し、さまざまな局面を乗りこなしていく中で、
試乗パイロットたちの視点や意識に、どんな変化が起きていくのだろう?
今回は、第1期試乗パイロットの中から、走行距離第1位に輝いた橋本さんにフォーカス。
約1カ月にわたる試乗期間の中で感じたこと、率直な意見を語ってもらった。

image003-compressor橋本さんの勤務先近く、お気に入りのアークヒルズ地下駐車場にて、充電時の一コマ。

i-ROAD試乗で、生活の自由度が格段に上昇

アメリカの金融関連システム企業の日本セールス代表を務める橋本さん。i-ROADに試乗してみて感じた一番の変化は、生活の自由度が格段に増したことだという。
自宅から会社までは、公共交通機関を使っても徒歩でも約30分という距離感。i-ROADで通勤することで移動時間が短縮し、そのぶん自由に使える時間ができた。加えて、i-ROADは車より身軽に移動できるため、夏休み中のお子さんと昼食をとるために自宅に戻るなど、それ以前と比べて気軽に移動することが多くなったそうだ。

そして、大きなポイントとして、『トメホーダイ』(港区・渋谷区エリアの約200カ所に設置された駐車場にi-ROADを駐車できるサービス)の名前が挙がった。
「コインパーキングに自動車を駐車した時は、何をしていても頭のどこかで時間のことを気にしていた。『トメホーダイ』なら定額なので、その心配がありません。これは本当に便利ですね」

image005-compressor (1)モニター期間に浮かんだ様々なアイデアを語ってくれた橋本さん。

 

 

 

 

image005-compressor出庫する橋本さん。自分の手足のようにi-ROADを使いこなしている姿が印象的だった。

なお、OPEN ROAD PROJECTでは現在、駐車場を予約できるアプリを準備している。その話題に関連して、駐停車に関する新しいアイデアが飛び出した。
「駐車スペースを予約できる価値は、非常に高いと思います。せっかく移動時間が短縮されても、駐車場を探すのに手間がかかってはもったいないので。また、i-ROADの駐車スペースを増やすには、充電に使った電気代や駐車料について、貸し手と借り手の双方にわかりやすく提示できる仕組みがあるといいかもしれません。貸し手にしても、余っているスペースはたくさんあるし、それをそのまま貸してお金になれば、嬉しいですよね。i-ROADのユーザー自身がOPEN ROAD PROJECTの名刺を持って、こうした狭小駐車場を草の根的に開拓していくというのも面白いと思います」

気づきから、さまざまなアイデアが浮かび上がる

そう話す橋本さんだが、一方で、充電に関しては課題を挙げてくれた。
「自宅の駐車場には、電気自動車の時代が来るのを見越して200ボルトと100ボルトのコンセントをつけておいたので、問題なくi-ROADを充電することができました。それでも、走行中はつねにバッテリー残量が気になるんですよね。充電場所を探せるアプリはありますが、まだ少ないので。その意味で、万が一、電欠してしまった場合でも、バッテリーを外して充電できるか、押して動かせるといいですね。あと、充電の残り具合を目盛りではなく、%表示にしたほうがわかりやすいかもしれない」
その言葉どおり、まさに今、i-ROADのバッテリー残量が%表示で表示されるアプリを制作中。より安心で快適に、i-ROADの走りを楽しめるようになるだろう。

リアルな“i-ROAD体験”を通して得た気付きを元に、さまざまなアイデアが浮かび上がる。そんな橋本さんの姿勢は、i-ROADのインパネまわりにも表れていた。
「いまのi-ROADには音響装置がないので、USBのスピーカーを持ち込み、iPhoneからradikoやApple Musicで音楽をかけていました。音楽以外にも、スマートフォンで地図やナビアプリなどを表示できるわけですから、インパネ自体はシンプルにしつつ、スマートフォンとの連携で車両情報などを表示できるようにしたらよいのでは?」
いわば、自分だけのダッシュボードを持ち歩くイメージだろうか。さらに橋本さんはこんな提案もしてくれた。
「インパネにスピーカーを固定できるようにしたらどうでしょう? USBでつなげば充電できますし、音もばっちりでオススメですよ。ナビの音も聞こえやすくなりますし」

ユーザーとしての視点からいろいろな提案が飛び出すのも、i-ROAD試乗パイロット体験の醍醐味のひとつ。OPEN ROAD PROJECTが向かう先は、パイロットたちが思い描いたアイデアと理想の交差点だといえるかもしれない。
今後も試乗パイロットは募集が続く。「我こそは!」という方は、ぜひ参加してほしい。

 

試乗パイロット、引き続き募集中

なお、試乗パイロットは2016年夏にかけての1年の間に、合計8期を募集。
引き続き、本Webサイト「試乗パイロットについて」から応募可能だ。
トヨタというメーカーと、生活者であるユーザー、双方の知見を融合させ、
新たな集合知を描き出す試み。
一人ひとりの体験から始まるイノベーションに、ぜひご参加を!

 

・「試乗パイロット インプレッショントーク」バックナンバー
 試乗パイロット インプレッショントーク 01

TEXT BY Keisuke Kagiwada (contributor)
PHOTOGRAPHS BY Tomoyuki Kato

ISSUED : 16 October 2015